COLUMNゴミ屋敷コラム
汚部屋を少しずつ片付ける方法で汚部屋を卒業!
汚部屋を片付けようと決意しても、一度にすべてを終わらせようとすると心が折れてしまいがちです。特に札幌のような寒冷地では、冬の間にゴミや不要なものが溜まりやすく、気づいたときには手に負えない状態になっていることもあります。無理なく片付けを進めるには「少しずつ片付ける」ことが重要です。
小さな範囲から片付けを始める
最初にするべきことは、片付ける範囲を絞ることです。いきなり部屋全体を片付けようとすると、時間がかかるうえに達成感が得られず、途中で挫折してしまうことも。まずは「机の上」「玄関の一角」「キッチンの流し台」といった小さなスペースを1カ所決めて取り組んでみましょう。
片付ける範囲が決まったら、目の前にあるものを「いる」「いらない」に分けていきます。このとき、
- 1年以上使っていないもの
- 明らかにゴミとわかるもの
- 同じ用途のものが複数あるもの は優先的に処分しましょう。
毎日少しずつ片付ける習慣をつける
片付けが続かない原因のひとつに、「一度にたくさんやろうとすること」があります。そこで、1日5分だけ片付ける習慣をつけることが大切です。例えば、
- 朝起きたら机の上を整える
- 夕食後にキッチンのゴミを捨てる
- 寝る前に1つだけ不要なものを処分する
といった小さな習慣を積み重ねることで、部屋が少しずつ片付いていきます。
片付ける順番を決める
どこから片付けるか迷ってしまう場合は、動線を意識して進めるとスムーズです。人がよく通る場所や、毎日使う場所を優先的に片付けると、生活がしやすくなります。
- 玄関:靴やチラシ、使っていない傘などを整理する
- キッチン:賞味期限の切れた食品や、使っていない調理器具を処分する
- リビング:床に散乱した物を拾い、テーブルや棚の上を整理する
このように、日常生活に直結する場所から手をつけると、効果を実感しやすくなります。
使いやすい収納を意識する
汚部屋を片付けても、すぐに元の状態に戻ってしまうことがあります。その原因のひとつは「収納がうまくできていないこと」です。
- よく使うものは取り出しやすい場所に収納する
- 収納ボックスを活用して、カテゴリーごとに整理する
- 使わないものは積極的に処分する
収納を工夫することで、片付けの手間が減り、汚部屋になりにくくなります。
どうしても片付けられないときの対処法
「少しずつ片付けようとしても、途中で諦めてしまう」「どこから手をつければいいのかわからない」という場合は、無理をせず誰かに相談することも大切です。
家族や友人に手伝ってもらうだけでなく、片付けの専門業者に依頼するのもひとつの方法です。業者に頼むことで、
- 自分では捨てにくいものの処分を手伝ってもらえる
- 時間をかけずにスッキリした部屋を取り戻せる
- 分別の手間が省ける
といったメリットがあります。
まとめ
汚部屋を少しずつ片付けるためには、
- 小さな範囲から始める
- 毎日5分だけ片付ける習慣をつける
- 動線を意識して片付ける順番を決める
- 使いやすい収納を意識する
- どうしても無理な場合は相談する
という方法が効果的です。無理に一気に片付けようとせず、少しずつ進めていくことが、汚部屋解消の近道になります。
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